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bcryptとは

パスワード保存専用の低速ハッシュ関数

bcryptとは

bcryptは1999年にNiels ProvosとDavid Mazièresが設計したパスワードハッシュ関数だよ。パスワードの安全な保存を目的に作られたもので、「意図的に遅い」のが大きな特徴なんだ。

コストファクター(ストレッチング)

bcryptには「コストファクター」というパラメーターがあって、ハッシュ計算の重さを調整できるよ。コスト10なら1024回、コスト12なら4096回の繰り返し計算が行われる。

$2b$12$[22文字のソルト][31文字のハッシュ]

ハードウェアが進化して計算速度が上がっても、コストファクターを引き上げることで安全性を維持できる仕組みになってるんだ。

自動ソルト管理

bcryptはソルトの生成と管理を自動でやってくれる。同じパスワードでも呼び出すたびに異なるハッシュ値が生成されるので、実装者がソルトを手動管理する必要がないよ。

現在の推奨状況

bcryptは25年以上の実績を持つ枯れた技術だよ。ただし、メモリ使用量が少ないためGPUによる並列攻撃に対してArgon2より弱い面がある。新規システムではArgon2idが推奨されることが多いけど、bcryptも適切なコストファクター(12以上推奨)で使えば十分に安全だね。

パスワードとの関係

bcryptを使っているサービスは、パスワードが盗まれてもすぐに解読されるリスクが低い。でも、パスワードが弱ければhcryptも万能ではないよ。強いパスワードと組み合わせてこそ意味があるんだ。